理系女子の科学大好き

理系女子が科学の雑学などを書いていきます!

ハチの巣穴は最先端!?

ハチの巣穴って六角形をしてますよね。

これ、なぜ六角形なのか考えたことありますか!?

すご〜く奥が深いんですよ。

実は、六角形の壁の配置は最小の材料で最大の空間をつくりだせる配置なのです!

え?それだけじゃ、よくわからない?

では、もう少し詳しく説明しちゃいましょう。

まず、丸〜い壁で区切るとしましょう。

そうすると丸と丸との間にどうしてもムダな隙間ができてしまいますよね。

これは六角形より多い形でもダメ。例えば八角形を並べてもムダな隙間ができてしまいます。

隙間だけを考えたら、三角形や四角形も隙間無く並べることができます。

でも同じ面積に仕様とすると辺の長さの合計は六角形よりも長くなってしまうんですね。

辺の長さが長い=壁が多い=材料が多いということです!

ハチは最小の材料でもっとも広い部屋が作れる方法を生まれながらに知っていたわけです。

この構造を応用すると同じ強さでも軽い構造を作ることができるので、ハニカム構造として航空機などいろいろな分野で応用されています。

いや〜自然ってすごいですね。