理系女子の科学大好き

理系女子が科学の雑学などを書いていきます!

儚いといえば・・・

最近はすっかり聞かなくなったような気がしますが、「カゲロウのように儚い○○」みたいな言い回しがあります。

カゲロウって何なんだろうって思ったことありませんか?

え、ない?

そんなこと言わずに話に付き合って下さいね(笑)

カゲロウっていうのは昆虫のことです。

で、どんな一生を過ごすのかというとですね、こんな感じになってます。

幼虫時代:数ヶ月間水中で過ごす←実はこの期間自体は昆虫としては一般的で短くない

1回目の羽化:空は飛べるが亜成虫と言って繁殖能力が無い状態。この期間は早いものならたったの5分(!)長いものでも2〜3日間

2回目の羽化:交尾のできる成長に!成虫になってから生きられる時間は短い種だと1〜数時間(!)、長くても2週間

羽化してからの人生がなかなか波瀾万丈ですね。

最短だと空を飛べるようになってから1時間ぐらいで死んでしまうヤツもいそうです。

その間に交尾相手見つけて子孫を残さなければならなのですごく忙しいですね。

実際、相手探しと交尾に忙しいから食べ物を食べる暇がありません。だから口が退化してしまっているのです!幼虫のときに蓄えた栄養分だけで生きているんですね。

だから、その蓄えがすくないと早く死んでしまうと言うわけです。

いや〜確かにカゲロウの成虫になってからの人生は短いですね。儚いという言葉もあってます。

私も儚い人生にならないようしっかり生きようっと!